Column “一日にして・・・”
一日にして・・・。 『運動や芸術についての能力』や『学力』が、一夜にして飛躍的に向上するということは、恐らくないだろう。 ある日突然足が速くはならぬし、鍵盤をたたく指は急に滑らかに動き出しはしない。 […]
つれづれなるままに“おもふ”ことを。
一日にして・・・。 『運動や芸術についての能力』や『学力』が、一夜にして飛躍的に向上するということは、恐らくないだろう。 ある日突然足が速くはならぬし、鍵盤をたたく指は急に滑らかに動き出しはしない。 […]
ロードレース 高校生の頃、毎年恒例のロードレース大会があった。 男子は全10kmのコースを全生徒で競う。 先輩も後輩も関係ない。 いつも偉そうな先輩たちの鼻をあかすチャンスとばかり、後先考えずに全力で […]
湖の存在を信じて…。 どこか…知らないどこかに、豊かな水を湛えた『湖』がある。 わたしたちは、その存在を信じることができずに、水がなくなることを恐れ、手に武器をとり争ってしまう。 でも本当は…。 わた […]
井の中の蛙は…果たしてダメなヤツなのか? 『井の中の蛙(かわず)、大海を知らず』という言葉がある。 このときの蛙は世間を知らない自惚れ屋かあるいはチャレンジ精神の欠如したダメなヤツといった存在であろう […]
くぉんたむり~ぷ 何の呪文だ?……と思われたかも知れない。 『くぉんたむり~ぷ』、正確には『quantum leap』と書くらしい。 量子力学の世界で、連続線上ではなく、一気にジャンプす […]
失敗を恐れること 『失敗を恐れずに、全力をつくせ。』 子どもの頃よく言われた。学校の先生に。スイミングスクールのコーチに。 …余程手を抜いているように見えたのだろうか。…あるいは、失敗にビクビクおびえ […]
毎日五万語。 『毎日五万語の英語に触れなさい』 ・・・と高校時代に言われたのを、たまに思い出す。 英語を読んでも聴いても話してもよいのだが、仮に英語を5万語聴くとすると、どのくらいの時間が必要だろうか […]
自分の感受性くらい 自分の感受性くらい 茨木のり子 ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて 気難かしくなってきたのを 友人のせいにはす […]
どれだけ練習しても…。 私の心のヒーロー、グレッグ・レモン。 元自転車ロードレースの選手だが、ご存知の方はいらっしゃるだろうか。 彼の言葉に次のようなものがある。 『どれだけ練習しても、走るのは楽にな […]
苦手に挑む 人は、意外と自分のことを知らない。 自分の能力に、己の可能性に気づいていないものだ。 小学5年生のときの担任の言葉を思い出す。 「迷ったときは、必ず自分が苦手な方を選びなさい。」 正直・・ […]
楽しむために 高校生の頃、運動部に入っていたのだが、自分も含めて部員のまとまりは無く、いざこざが絶えなかったことを覚えている。 その大半は他愛もない理由だったのだと思うが、今でも一つだけ記憶にあるのが […]
『語呂合わせ』 今日9月2日は、『宝くじの日』であり、『靴の日』であるそうだ。 『く(9)じ(2)』『く(9)つ(2)』の語呂合わせであることは、間違いないだろう。 日本人が語呂合わせを好む民族なのか […]
ニワトリ 安部公房の作品に“ニワトリ”の話があったと記憶している。 嘗てニワトリは自由であったが、自由である一方で食糧の調達や天敵から身を守るため日々苦労が絶えなかった。 そこへ人間があらわれてネコな […]
プライド 人には、プライドがある。 プライドは大切だ。 やはり、誇り高く生きて行きたいものだ。 だが、このプライドが、しばしばチャレンジ精神にブレーキをかける。 チャレンジし、失敗すればプライドは傷つ […]
七夕の記憶。 7月と言えば、『七夕』だ。 この時期になると思い出す“事件”がある。 小学生の頃のこと、学校の先生から『七夕の伝説』について話を聴いた。 織り姫(ベガ)と彦星(アルタイル)は一年に一度出 […]
すべてを失うこと 誰の言葉か思い出せぬが、ずっと心に残っている…いや、『心に刺さっている言葉』がある。 「金を失うことは、小さく失うことである。」 うむ。金は大事だが、確かにそれ以上に大事なものがいく […]
『強い心』 受験真っ只中のこの時期……。眠れない夜が続きます。教え残したことはないか。 あと何ができるのか。考え続けます。 最後の最後まで考え、そしてあがき続けます。 『あきらめないヤツには、勝てない […]