『語呂合わせ』
今日9月2日は、『宝くじの日』であり、『靴の日』であるそうだ。
『く(9)じ(2)』『く(9)つ(2)』の語呂合わせであることは、間違いないだろう。
日本人が語呂合わせを好む民族なのか、それとも全世界的に共通した傾向なのかわからない。
ただ、私自身はこの『語呂合わせ』にちょっとした苦手意識を持っている。
中学3年生の頃の社会の授業。
担当の先生は、みんな恐れる『カン先生』。
マグナカルタ(大憲章)⇒1215年。
これはしめた・・・何を隠そう私の誕生日は12月15日なのだ。
安堵した私はその後の、カン先生直伝の語呂合わせを上の空で聞き流した。
そして次の授業での出来事。
何と狙いすましたように、ワタシ!
「マグナカルタは何年だ!!」
「1215年です。」
楽勝だ。
なにせ自分の誕生日なのだから。
・・・が、次の瞬間ワタシは凍りつく。
「覚え方はッ!!」
「え?」
「語呂合わせを言ってみろ!!」
「・・・・・わかり・・・ません。」
何が起こったのだろう。
すべては私の理解をこえていた・・・。
ちなみにその語呂合わせは、『皮膚、囲碁』であった。
大憲章とはおそらく何の関連性もない。
実に覚えづらい。
まったくもって迷惑な話だ。
年号を覚えたその上で、語呂合わせまで記憶せねばならぬのか・・・。
このようにして、私の『語呂合わせ嫌い』は形作られたわけであるが、近頃『カン先生』の甚だ理不尽で力ずくの指導を、懐かしく、そしてちょっぴり微笑ましく思い出すのは、一体どういうわけなのだろうか。
我ながら、謎である。(一_一;)(トク丸コラム)
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