苦手に挑む
人は、意外と自分のことを知らない。
自分の能力に、己の可能性に気づいていないものだ。
小学5年生のときの担任の言葉を思い出す。
「迷ったときは、必ず自分が苦手な方を選びなさい。」
正直・・・ちょっと嫌いな先生だったけれど、この言葉には今でも少し感謝している。
中学生や高校生でなく、小学生であったことも幸運だった。
素直な“当時の私”は、家へ帰ると父に「水泳を習いたい!」と。
その頃の私は見事なまでのカナヅチであったが、スイミングスクールに通い始めると、程なく水泳の楽しさに気がついた。
中学生のころには市内には敵なしの状態である。
始める前には想像もできない結果だった。
・・・・・。
まぁ・・・その後のハードな練習で徐々に水泳嫌いになっていったという結末ではあるのだが(>_<)
しかし、ともかくこの経験は私を大きく変えた。
『苦手なものを選択する』・・・というのだろうか。
『自分にはできない』と思うことでも『まずはやってみよう』そう考えるようになった。
やってみると案外モノにできることも少なくない。
そして、その経験は自信につながる。
自信がつけば、更なるチャレンジをしてみたくなる。
この好循環を体験する(体験させる)ことこそが肝要だ。
この感覚はチャレンジしたものにしかわからない。
まずは挑戦することだ。
私には、現在小学生あるいは中学生である君たちの『無限の可能性』が見えるよ。(トク丸コラム)
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