“台ケ原金精軒”で『水信玄餅』を喰らう。

大行列の『水信玄餅』。


(ある日の一服/山梨県北杜市)

【台ケ原金精軒】ジャンル:和菓子

夏期限定。
土日限定。
賞味期限30分。
おまけに・・・世はお盆休み只中。

いやぁ、すごい行列だ(>_<)
9時少し過ぎの到着で、整理券の番号は177

一瞬、気が遠くなるが・・・でも、この“整理券”のお陰で、炎天下の大行列は回避できる。
・・・小行列は・・・致し方ないだろう(>_<)

『水信玄餅』

“餅”ではないだろう!……と、個人的にはつっこみを入れたくなるが、「水を寒天で固めた」水菓子だ。
本来の意味とは異なるけれど、これこそ“水菓子”と呼ぶに相応しい……と思った( ´∀` )b
せめて“葛”ででも固めてくれていれば“餅”認定も……と思うのだけれど、あれは“寒天”だろう。

ただ、餅かどうかはさておき、この“水を寒天で固めただけ”の『水信玄餅』に、人が行列を為すのは、わかる気がする。

水だから……味は特にないのだけれど、インスタ映えするビジュアル……これは大きい。

まるで水滴が器に乗っているような風情だ。
固め具合も、固体であることを保てるギリギリの加減で、敢えて揺らしたりしなくとも“ふるふる”と優しく涼しげに形を変える。
口に含んだ食感も面白いo(^o^)o

“至高の美味しさ”という訳ではないし、むしろ黒蜜ときな粉以外の味わいは、何もないから……私がリピートすることはないけれど(近所に住んでいたらリピートしますけどね)……炎天下、小行列した後悔も特になかった。

    

おもしろい水菓子だ。
一度、体験してみる価値はあるだろう。