にっぽんを巡る@福岡~山口
2017年 夏。
今回の旅も、喰らいたいもの満載だゾ(*^^*)
まず、福岡空港に降り立った。
福岡空港は・・・いいなぁ(≧◇≦)
街へのアクセスと言う点で言えば、最強の空港だ!
ワタシが勝手に思っているだけなのだけれど・・・。
博多飯。まずは「明太子」だろう!
事前にコンセンサスはとれていた。
明太子を喰らおう。
どこで・・・?
それも、いくつかの候補は決まっている。
街をぶらぶら歩きながら・・・。
福太郎。
うちの奥さまは「めんべい」好き。
決まり・・・だ!
勿論(自分たちへの)お土産として「めんべい」も買うのだけれど、今日の目当ては「軽めのランチ」。
明太子が“おかわり無料”のランチらしい。
事前調べの通りだ(・∀・)b
福岡県福岡市中央区渡辺通5-25-18 天神テルラビル1F
092-713-4441
福岡の地に降り立って、まずは「明太子」。
そして、夜に「もつ鍋」で一杯と決めていた。
宿の最寄りは祇園駅。
そこからブラブラと天神方面へ歩き、辿り着いたのだが、ちょうど昼時というのもあって、さほど広くない食事スペースは満席(>_<)
ウェイティングリストに記名し、しばし待つ。
『めんべい』の試食をしたりしながら・・・それほど飽きない。
今回のオーダーは「めんたいボウル(¥540-)」。
白米・味噌汁・小鉢・漬物・生たまご・明太子(2種)というセット内容。
税抜きならばワンコイン・・・。
結構、お徳なランチだ(≧◇≦)
しかも、明太子(2種)はおかわり無料で、ご飯も1回は無料でおかわりをいただける。
2種類の明太子のうち一つは「和え明太子」で、数の子・イカ・赤西貝などに明太子が和えられている。
これが、また……旨い(^-^)
ほかほかご飯に卵を落とし、醤油とごま油をたらりと。軽く混ぜたところに「和え明太子」をたっぷり。
これをスプーンでかっ込む至福……(*≧∀≦*)
夜は「もつ鍋」で・・・一杯(^^)
ランチの後、キャナルシティとか・・・色々と散策。
正直、特別目を惹く何かがあったわけではないけれど、博多って、やっぱり活気溢れる街だ\(◎o◎)/!
それに、歩いてお腹を空かせないと、もつ鍋を・・・食べられなくなってしまう!
「めんべい」とか・・・「通りもん」とか・・・買い込んでいるうちに、ちょっと疲れてしまった(>_<)
荷物を預けておいたホテルにも、もうチェックインできる時刻だ。
少し体を休めて、「もつ鍋」に備えるとしよう。
福岡県福岡市博多区祇園町6-34
092-262-5210
博多の夜を“もつ鍋”で。
この決断には・・・結構悩んだ(>_<)
水炊き、鶏皮・・・行ってみたい寿司店や焼き肉店もある。食の点でも魅力の多い街だ。
そして、結論。
再訪を誓いつつ・・・今回は「もつ鍋」だ。
調べてみると、宿至近のこちら『かわ乃』が結構な老舗で、創業から60年を経ているという。
正直、これまで『具材にモツが含まれていれば、それ即ちもつ鍋であろう』くらいの認識であったが、折角の機会なので正式な(?)もつ鍋をいただこうと考えた。
更に調べを進めると、元来もつ鍋は“醤油味”であったらしい。
味噌に惹かれている風の妻に、心で詫びながら醤油を注文した。
やがて、アルミ鍋に“もつ鍋”の登場だ。
この鍋がまた『おぉ~ッ!もつ鍋だ!』と気持ちを高めてくれる。
老舗の味は・・・期待に違わず、やはり旨い。
さっぱりとした醤油スープに、ニラとキャベツの甘みがよく合っていて、きちんと下処理されたモツがみるみる腹に収まっていく。
コラーゲン部分のとろける食感も堪らない(*´∀`*)
具材の追加をしようとしたが、〆を考えると、微妙な腹具合だ。
モツのおかわりに、軽く未練を残しつつ・・・雑炊でしめた。
満足の“もつ鍋”ディナーとなった。
老舗と言っても、こちらの博多店は敷居の高さを感じさせない。
お洒落でカジュアルな店舗に、若いスタッフのフットワークが映える。
半個室と言う風の座席レイアウトも落ち着く・・・。
居心地の良い素敵な“老舗”だ。
2日目。門司へ・・・。
二日目は、レンタカーを駆って、まず「門司港」へ。
「放浪記」で「林ライス」。おぉ!
門司港レトロ・・・ちょっと興味ありだ。
結局のところ、ワタシは“港町のレトロでハイカラ”な空気が好きなのかしら(。´・ω・)?
ただしこの二日目の、早めのランチ(遅めの朝食?)として考えていたのは、ちょっと違ったレトロ感を持つお店だ。
福岡県北九州市門司区栄町7-5
093-332-1622
レトロはレトロでも・・・門司港周辺のいわゆる“門司港レトロ”とは雰囲気を異にする狭い路地裏に、この店はある。
昭和初期のレトロ感とでも言うのだろうか。
今回の旅に先立っての調べで、こちら“放浪記”の「うに丼」に目をつけていた。
それがなければ、到底立ち寄ることのなかったお店だ(存在に気付くこともなかっただろう)。
ワタシ達は、お寿司好き・海鮮好きの夫婦!
そんな感じで「うに丼」を求めて向かった“放浪記”なのだが・・・。
店入口には“花のいのちはみじかくて・・・”とある。
そういえば店名も“放浪記”だぞ?・・・と今さら。
おぉ!
メニューを見ると“名物 林ライス”?!
林芙美子さんに詳しいわけではないけれど、こうなると・・・行かねばなるまい。
「林ライス」。
ただ・・・結果的には、これが失敗だった(>_<)
ごく軽くだけ火を入れた玉ねぎのシャリシャリという歯応え、これがワタシ・・・苦手なのだ(>_<)
いや、完全にワタシの好みの問題で、お店に責任はないのだけれど。
結局。
妻の『うに丼』とチェンジして腹を満たしたが、妻には申し訳ないことを。
ホント・・・申し訳ない(ToT)
口に合わなかった「林ライス」は・・・まぁ。
でも、これは単に私の偏食の問題で「うに丼(¥1400-)」はお徳だし、お店の昭和な雰囲気にも一度訪れてみる価値はあるだろう。
さぁ、門司港レトロを堪能だ。
門司は、何というか・・・・独特な街だ。
港町によくある“レンガ調の趣き”を持ちつつも、どこか“近代的な鋭さ”が同居している。この展望室を備えたタワー(↑)が、実に象徴的だ(^_^)
とっても、シュッとして、爽やかな街(^_^)
ちょうど(?)、氷の彫刻競技会みたいなのをやっていたり・・・。
さすがは「バナナのたたき売り」発祥の地。
あっ、そうだ!
「わたせせいぞうギャラリー」があって・・・青春時代を思い出したり・・・。
まさにそういう世代のワタシ(^^;
名物「焼カレー」に、名残惜しさを感じつつも・・・今はお腹いっぱいで、食べられない(>_<)
仕方ない。
海を渡ろう。
海を渡る。壇ノ浦へ、長州へ。
今回は、夫婦それぞれに予習して訪れた下関。
新平家物語(吉川英治)で予習した妻は、知盛と義経の像が、まず気になるようだ。
私の教材は「世に棲む日々(司馬遼太郎)」。
この時代を、長州藩の視点で描く小説は珍しい気がするが、おかげでワタシは(この一瞬)、高杉贔屓であり、長州贔屓。
長州のカノン砲に、ちょっとばかり“グッ”とくる。
もちろん、レプリカだけれど・・・。
修学は旅行をより豊かにすると、大人になって思う。
予習してるから、高杉晋作と松陰先生(↓)だって、すぐわかる( ̄ー ̄)
世間の常識かも・・・ですが、予習以前のワタシは絶対わからない・・・と思う(-_-メ)
さっ!
晩飯の「ふぐ」に向かいましょ(≧◇≦)
下関タワー(?)。
後で調べると・・・正式には「海峡ゆめタワー」。
タワーを見ると、上に上がりたくなるワタシだけれど、今はちょっと時間ない(>_<)
ふぐ、ふぐ、ふぐ・・・へ!
下関・・・やっぱり「河豚」喰らわねば!
実のところ・・・ワタシ・・・「河豚」のおいしさが理解できていない(>_<)
嫌いということは、まったくないが、わからない・・・というのが正しいだろう。
河豚に限らず、白身の魚の食べ比べには・・・自信なし(T_T)
今回は下関だし・・・とか、でも旬の時季ではないしなぁ・・・とか、思うところはいろいろだ。
で・・・訪れたお店「やぶれかぶれ」。
山口県下関市豊前田町2-2-5
083-234-3711
お店の名物「鉄焼き」にも興味が湧き、訪れた。
当初考えていた「源平コース(¥11000-/1人)」は、鉄さ・鉄焼き・鉄チリ・唐揚げ・・・と、気になる鉄焼き含めて色々と楽しめるのだが、聞けば中々のボリュームだという。
ワタシ達夫婦・・・大食いにはまるで自信がない(>_<)
結局「源氏(¥6000-)」と「平家(¥6000-)」をまとめたコース仕立てでお願いした。
まとめると、こう(↓)なる。
まずは、前菜からだ。
◻️河豚皮の酢の物(前菜①)
◻️河豚の明太子和え(前菜②)
◻️河豚の南蛮漬け(前菜③)
◻️河豚刺身(てっさ)
当初考えていたコースだと、刺身は有田焼風の(?)大皿だったのだけれど、ホントはそれが良かったのだけど・・・食べきれないのだもの(>_<)
派手な有田焼っぽい皿模様が透けて見えてるの・・・イイですよね。
◻️河豚唐揚げ
◻️河豚焼き(てつやき)
このお店のスペシャリテ(。´・ω・)?
結構おいしいや(^_^)
◻️河豚鍋(てっちり)
◻️〆の雑炊
最後の「雑炊」まで美味しくいただけた。
河豚の品質を語るほど“ふく通”ではないのだけれど、テツヤキは、新しい発見だ(^-^)
やっぱり、このコースだと“てっさ”は大皿盛りにならない・・・というのは、ちょっと残念だったけど。
まぁ、致し方のないところだろう・・・あぁ、古伊万里なんかに盛られた“てっさ”・・・恋しや(ToT)
ホントなら、酒は「ヒレ酒」なんかが理想的なのかもしれないが、ワタシは何を頂くにも大概「ハイボール」か「スパークリングワイン」。
味のわからぬ未熟者のようで、ちょっとしたコンプレックスだったりもしたのだけれど、いささか開き直りつつある今日この頃・・・( ̄^ ̄)
フグを食べた帰り道のタワー(↓)。
これも、なかなかカッコいい(*^^)b 満腹だ。
ホテルに戻って横になろう・・・((+_+))
明日は、“島”へ渡る予定だ。
3日目。角島へ渡る・・・。
レンタカーを走らせ、角島大橋を渡る。少し雲が多いか?とも思ったが、それでもこの海の青さは美しい。
海の幸の定食を、島で喰らう。
特牛の烏賊を丸ごと一杯使った定食に目を付けた。
「特牛」は「こっとい」と読みます。
そのお店は「夢岬」。
山口県下関市豊北町角島3042
083-786-1008
島に渡り、更に奥・・・灯台近くのお店『夢岬』。
開店の10分程度前に到着したが、既に10名以上のオープン待ち客が・・・少し早めに宿を出たのは、どうやら正解だったらしい。
今回狙っていた“特牛(こっとい)イカ”。
剣先イカの高級ブランドだ。
それを丸ごと使った「活イカ御膳」(☆∀☆)
・・・・・。
なのだけど、店先の黒板に『本日、活イカの仕入れ無し』の文字が(>_<)
ここまで来たし、そりゃ何か食べますけどね(>_<)
でも・・・残念(-_-)
オーダーしたのは「ウニ・イクラ・イカの三色丼」。
これも、美味しかったけれど・・・。
そうなのだけど。
やっぱり「活イカ御膳」をいただけなかったショックが・・・( ̄з ̄)
萩の宿で、古き良き・・・旅館夕食。
今回の旅は・・・結構食べてばかりだ。
いや、いつも食べてばかりだ(^_^)b
食べてるだけでもないけれど、後になって思い出すのは、食べたものばかりだ。
食べることは、やはりどうにも楽しい!(^^)!
萩の宿は「夕景の宿 海のゆりかご 萩小町」。
山口県萩市椿東6509
0838-25-0121
温泉宿の晩ごはん。
旅行に出ると、こんな夕食が欲しくなる。
目の前では、固形燃料が3つも燃えている。
・炊き込みご飯
・焼きアワビ
・見蘭牛のしゃぶしゃぶ
ちょっと豪華な刺し盛りとは別に、ヒラメくんも。
ノドグロの煮付けに、焼き物に・・・と、畳み掛けるように料理が登場する。
幼き頃の家族旅行の記憶なのか、妙に懐かしい気持ちになる。
子供のころと違うのは、美味しい料理にぐいぐいと酒がすすむことだろうか(* ̄∇ ̄*)
そんな懐かしさもあるのだろうが、こちらの宿は純粋に旨い料理が多かった。
目の前に広がる海を眺めながら、とても良い夕食の時間を過ごすことができた。
満足(●^o^●)
さぁ、次は露天風呂だ。
そして・・・寝る(-.-)Zzz・・・・
4日目。いざ、長州へ!
今日は、旅の最終日。
予習はできているのだ。
長州藩を感じたい。
萩、散策。
長らく長州藩の藩庁が置かれた「萩」を散策。
高杉晋作の像を見たり・・・。
これは、散切り頭ではない頃ですな(□_□)ゞ
高杉晋作の家に立ち寄ったり・・・。
コレ(↓)は、萩博物館の消防車。
昭和初期のモノらしいが、堪らなく・・・カッコいい(≧◇≦)
いろいろと予備知識があると、なんだか町並みにも趣きを感じるから不思議だ。
歩き疲れて、ちょっと「お茶」を(^。^)y-.。o○
山口県萩市呉服町2-32
0838-26-7199
この日も結構な暑さで、おまけに俄か雨にざっとやられたり・・・。
ちょっと休憩しようかと訪れたこちらのお店。
萩の町並みにすっと溶け込む、雰囲気のあるお店だ。
中に入ると色々なかわいい小物が販売されていたり。
靴を脱いで上がり、喫茶スペースへ。
美味しそうなカレーの香りなんかが、漂っている。
食事が済んでいなければ、是非いただきたいところだったけれど・・・(>_<)
雰囲気良く、ゆったり落ち着ける(*≧∀≦*)
旅も・・・終わりが近づいてきてしまったなあ。
歩き疲れたけれど、秋芳洞。
秋芳洞にも寄ってみた。
たまには・・・歩かないと(^-^;
まぁ・・・以上です( ̄▽ ̄)
最後に「ハンバーグ」食って、帰ります。
なぜ、ハンバーグなのか?
単に、食べたかったから!(^^)!
そのハンバーグを、なぜわざわざブログに書いているのか?・・・と言えば、それは、思っていたより美味しかったから(≧◇≦)
今回の旅、最後の食事だ。
山口県宇部市東岐波648-1
0836-58-2412
お腹も随分減って、ハンバーグを食べたくなった。
検索すると何やら旨そうなハンバーグ屋さん・・・。
いや・・・ハンバーグ屋ではないんだけどσ(^_^;)?
空港から30分ほどの立地だ。
帰りは「山口宇部空港」から羽田へ。
帰りの便は19時だ。・・・イケる(^_-)-☆
レンタカーを駆って、訪れたお店『カフェテラス ラ・メール』。
カフェテラス・・・なのだけれど、メニューを見ると、やっぱり“ハンバーグ屋さん”だ。
キッチン・・・ともありますな(↑)(^^♪
数種類のハンバーグや「ハンバーグドリア」・・・「ハンバーガー」もあったりして・・・。
“美味しいハンバーグ”という口コミを見て来たから、これは期待通り\(◎o◎)/!
「煮込みハンバーグ」(妻はデミハンバーグ)を注文。
サラダとスープをいただきながら、暫し・・・待つ。
注文が入ってから一つ一つ形成してるのかな?
厨房からそんな気配が。
それでも、それ程長くは待たされず、料理提供。
ナイフを入れると、肉汁がにじみ出てくる。
中挽き(あるいは細挽きか?)の肉をしっかり手捏ねしたような、美味しいハンバーグだ。
スープや、デザート(プリンと紅茶のソルベ)にいたるまで手作りを感じられる、ホッとできるお店だ。
旅も終わるなぁ。
いやぁ・・・いろいろと、よく食った(^_^)v