心閑かに鮨を堪能する(≧◇≦)
(勝手におすすめ食堂/千葉県千葉市)
TEL:043-306-6269/080-9712-5544
千葉県千葉市中央区登戸1-7-6アイシンビル1F
■■秀逸■■★★★★
地元千葉で評判の寿司店。
ようやく伺う機会がやってきた(^O^)/
この界隈、ワタシにとっては“庭”のようなものだから、もちろん知っているのだけれど、昼の様子はこんな感じだ。
それが・・・、陽が傾いて開店の時刻になると、明りが灯ってこうなる。
“隠れ家的”・・・というのは、こういうことだろう。
「表札・・・無いんかい!」とツッコミたくなるところだが、表札は・・・ある。
光量が足りず、ワタシのスマホでは上手く撮影できないのだけど(>_<)
・・・・・。
これでも“人気”なのは、やっぱり実力なのだろう。
期待が膨らむ(*^-^*)
カウンター6席のみの店内は、ホッと落ち着く。
寿司下駄には「スガハラ」のガラス器が使われている。
千葉の飲食店だと、「スガハラ」はよく使われているが、寿司店で見るのは初めてだ。
スガハラには、ガラス製の寿司下駄もあったと思うのだけれど、ビジュアルの甲乙をつけるなら、やはりコチラの方がスタイリッシュでカッコいい。
少しだけ引っ掛かるのは、この純粋なガラスの質感では、シャリの跡なんかがもの凄く目立ってしまうぞ(>_<)
さすがに、一貫ごとにゲタを拭いてはくれまい⤵
終盤の汚れたゲタを思うと・・・なんとも興ざめだ(-_-メ)
・・・・・。
で・・・、結論を言えば、一貫ごとに毎回ゲタをキレイにしてくれるんですね(^^♪
やっぱり、一流の職人さんは、きちんと繊細な感性を持っていらっしゃるようです。
ワタシの思い込みで・・・疑ってしまって・・・失礼しました<m(__)m>
“ガリ”は角切りで。
スタートは『煮蛸』。
この蛸は、とても柔らかい。山葵をちょこんと乗せていただくと、上品で旨っ!!
ちょっと解らなかったのは、最初にゲタに盛られた“ワカメ”と“蓮根”。
ポン酢で食べるよう言われるが、これは・・・箸休め?
まず下駄に盛られた時点では、箸休めとしては変わってるなぁ?・・・と思ったが、これとは別に“ガリ”も提供された。
・・・。
サラダ的に一気呵成に食べるのか?
まぁ、結局・・・自分のペースでちょこちょこ食べたのだけど(・・?
『鰹のタタキ』。
これもお見事だ。
脂が乗って・・・とか、そういうことでもないのだけれど、なんというか香りがとても良い。
『雲丹二種』。
一つは唐津。もう一つは・・・どこだったか?
食べ比べると、確かに違うものだなぁ!(^^)!
『甘鯛』は、ホロっとほどける柔らかさで、お箸で持つのもムズカシイ。・・・コレは、ワタシの箸使いが、余りに拙いからだけれど_| ̄|○
『蛤出汁の茶わん蒸し』。
『鯵の棒寿司』。
棒寿司は炭火で、上から炙る。
炙った香ばしい香りと、中の大葉の清涼感。そして細かな蓮根(?)の食感が見事に合っている。
それを巻く海苔も素晴らしい。
これまで、敢えて棒寿司を・・・と考えたことはなかったが、これは旨かった(*^-^*)
『金目鯛』。
『小肌』。
ごくごく抑えた優しい酸味。
『縞鯵』。
やっぱり、縞鯵は・・・旨いなぁ(≧◇≦)
マグロは“大間”。
『赤身をヅケ』で。
個人的に、コレは些か塩味が強かったかなぁ。
『中トロ』。
『大トロ』。
『新烏賊』。
夏も終わりですね。・・・旨い!
『ハマグリ』。
内房の『鯵』。
『車海老』。
北海道の『雲丹』。
やっぱり、旨いな。堪らない(≧◇≦)
『イクラ』。
ラスト『煮穴子』。
ふわっととろける旨さ。
雲丹やマグロはさておき、極力地元千葉にこだわっているのだろう。
スガハラのガラス器や、ビールもハーヴェストムーンを置いていたりする。
そして何より、店主の人柄がすてきだ。
素晴らしい食事のひと時を提供してくれるお店では、例外なく店主の気配りが行き届いている。
顧客ファーストの真摯な姿勢。
繊細な感性。
頂に登りつめる一流的な素養とは、つまりはそういうものなのだろう。
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