牛タンの都で喰らう“タ・タ・キ”
(勝手におすすめ食堂/宮城県仙台市)
TEL:022-268-7067
宮城県仙台市青葉区一番町3-8-14鈴喜陶器店B1F
■秀逸■ ★★★★
仙台といえば……やっぱり“牛タン”は外せないところだろう。
市内にあまたさぶらふ牛タン屋の中から、調べに調べて選んだ一軒『牛タン料理 閣』。
最終的な選定ポイントになったのは“タタキ”の有無だ。
未だ食したことのない“牛タンたたき”なのだが、いくつものレビューを見ると、どうにも旨そうだ。
そして、そのタタキを提供するお店の少ないこと……。
そんな風に絞り込まれた数軒の中で、最後の決断は……やはり“勘”なのだけれど(>_<)
18時に訪問。
まだ18時…という感覚で訪れたのだが、席は間もなく満席という状態で、人気店だということに疑いの余地はないようだ。
カウンターに夫婦二人陣取り、今夜の作戦会議。
◻️牛タンの角煮(お通しとして提供される)
◻️トマトスライス
◻️牛タンたたき
◻️焼きタン
◻️おじや
“牛タン刺身”にも興味津々だったのだが、胃袋の容量オーバーで、断念(ToT)
まず、ハイボールとともにお通しとして提供された“牛タンの角煮”。
お箸でホロッと儚く崩れる。
口に運ぶまで、タンだと気づくのは、ちょっと難しい(私は調べに調べているのであらかじめわかっていたけれど)。
正油ベースの和風出汁で、さっぱりといただける。
そして、酸味のあるドレッシングで極薄スライスのトマトを頂いていると、“牛タンたたき”の登場だ。
薬味と合わせてポン酢でいただく。
とろける食感は人生初の牛タン体験だ。
夫婦揃って軽く感動o(^o^)o
続いて“焼きタン”。
これ自体は珍しいものではないのだけれど、分厚くカットされた牛タンが、前歯だけでスッと切れる。
タンの食感は確かにあるのに……。
タンの質なのか下拵えや焼きの技術なのか……ともかく旨い(*≧∀≦*)
これまで食べてきた牛タンに、これからはちょっと物足りなさを覚えてしまうのだろうなぁ(>_<)
切なさの中に、今回の店選びの成功を噛みしめる。
如何に“牛タンの都”といえど、このクオリティのお店がそうそうあるとは思えない。