［船橋／寿司］“熟成寿司専門店 優雅”

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熟成寿司・・・確かに(≧◇≦)

（勝手におすすめ食堂／千葉県船橋市）

熟成寿司なるものが気になり、探し当てたお店。

カウンター６席のみの、完全予約制。
料理は「おまかせ」が２コースあるだけだ。

これだけ見ると(↑)、ちょっと畏まったお店と思われるかも知れないが、実はそうでもない。
場末感漂う路地裏の一寸粗末な小さい店だ。
個人的にはもう少し“おめかし”したら良いのにと思うくらい(>_<)

さて、２種類のコースは・・・。

・旬と熟成の食べ比べコース(8,000円)
　こちらが、前日までの予約でお願いできるコース。
　熟成と通常の江戸前寿司両方味わえるようだ。
　ワタシが今回予約したのはコレ！

・完全熟成コース(12,000円)
　これは、30日前までの予約が必要なコースだ。
　全てのネタを存分に熟成させるらしい。

お店のHPによると・・・。

口の中で広がる熟成特有の熟成香。
ネットリとした舌触り。
複雑でいつまでも口の中で余韻が残る熟成寿司ならではの独特な味わい。

・・・だそうだ。

初めて熟成寿司を体験するお客様は、まず「旬と熟成の食べ比べコース」をお楽しみください。

ともあるので、今回は。

⬛旬と熟成の食べ比べコース⬛

料理はどれもなかなかに美味しい(*^^*)
シャリは小ぶりで、少しずつかなりの種類の料理をいただけるのも、ワタシ達の好みだ。

結構・・・満足(*≧∀≦*)

今日は「ハイボール」でいってみた。
いや、今日もハイボールで・・・(・・;)

⚪寄せ湯葉豆腐

▨小肌(5日熟成)

▨本鮪赤身食べ比べ

10日熟成の甘草産(左)とマルタ産(右)

熟成させた甘草マグロは・・・やさしい甘み(旨味?)が明らかに増していて、ねっとりとした食感が、実に面白い!(^^)!
これは確かに、通常の(?)江戸前寿司で“ねかせる”のとは別物だろう。
熟成寿司・・・おもしろい(≧◇≦)

▨すみいか

⚪ほたるいか煮

これは、鍋からほかほかの状態で提供された。
こういう温かい摘まみが挟まれると、とっても“ホッ”とするなぁε-(´∀｀*)

▨平目(肝､えんがわを乗せて)

これは熟成ではないけれど、肝の濃厚さと、軽く炙った“えんがわ”の香ばしさが・・・堪らない(≧◇≦)
熟成させずとも、江戸前寿司として高いクオリティーだ＼(◎o◎)／！

▨平すずきの昆布〆(14日熟成)

熟成で増した平すずきの旨味と、昆布の旨味って、むちゃくちゃ合う( ´∀｀ )b

⚪海苔茶碗蒸し

▨〆鯖(6日熟成)

⚪炙り帆立を磯辺風に

狭い店内には、醤油の焦げる香りが漂っていて・・・直火で炙ったホタテと、そこに海苔の香りをまとわせて(*´▽｀*)

▨甘鯛鱗のせ(14日熟成)

甘鯛に乗っかってるのは、揚げた“うろこ”。
サクサク、香ばしい。

⚪やりいかの煮付け

▨牡蠣

⚪筍と蚕豆

▨中トロ(10日熟成)

▨煮穴子

ふんわり柔らかな煮穴子は、皮目を結構しっかり炙ってあって・・・あぁ・・・旨い(^^♪

⚪玉子

▨雲丹←追加リクエスト

⚪汁「縞鯵のアラ出汁」

お椀は、縞鯵のアラで出汁をとっているそうだ。

縞鯵は、ワタシのかなり好きなネタの一つだ。
「大将・・・シマアジ出てないよ(・・?」
「今、熟成中っ！」
そうか！・・・こんなことが起こるのも、熟成寿司ならでは・・・なのか？

縞鯵・・・喰らいたかったけれど(>_<)

▨手巻き「山牛蒡」

うん。
満足の夕食だ(≧◇≦)

ワタシは通常、寿司店だと最初につまみで2～3杯やった後、お茶に切り替えて一気呵成に握りを喰らうスタイル(?)なのだけど、このお店のような、握りの合間につまみが入るのも、案外大丈夫だった。

で、注目の“熟成”について。
赤身・平すずき・甘鯛、この辺が分かりやすかった。
そして旨かった。
熟成による旨味成分の増加を、ハッキリと感じられたし、ネットりとした食感も楽しい！

完全に個人的な感覚だけれど、白身魚は熟成させた方が、魚それぞれの個性が出るなぁ・・・と。
まぁ、各々の好みだろうけれど。

カウンター6席のみの、小さなお店だけれど・・・イイ食事だったな(*≧∀≦*)

あっ！
大将は、ちょっと“こわもて”で一見無愛想なのだけれど・・・イイ人です(^_^)v
色々と興味深いお寿司の話なんかにも、お寿司愛が感じられて(*≧∀≦*)

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