ワタシが小さな頃とは全くの別物となっている昨今のかき氷事情。
魅力的な夏の風物であることに今も昔も変わりはないけれど・・・。
今となっては、何とも奥が深い。
時として、高級感すらある「氷」。
とある猛暑日。
暑さにヤラレタのか、食欲はなく、仕事の休憩時間に食事ではなく、涼しく「かき氷」を喰らおう・・・と訪れた。
Cafe ロビンソン
千葉県八街市山田台225
TEL:043-308-3193
少し寂しい所にある「氷屋さん」だ。
何かの口コミで、艶やかな光沢を放つかき氷の写真を見て、ちょっと気になっていた。
ぽってりとしたエスプーマタイプのかき氷には、そもそも憧れがあった。
方々で結構いろいろとかき氷を喰らってはいるが・・・そして、中にはエスプーマタイプのメニューを扱うお店もあったが、何というか、巡り合わせなのだろう。
やっと、その時が来たか(≧◇≦)
カフェ ロビンソン・・・と、カフェと冠してはいるが、メニューは「かき氷」一本みたいだ。
初めにも書いたが、この場所で・・・大丈夫なのか?
と、心配になるような立地な割りに、店は繁盛の様子だ。
車で乗り付けてみると、入口に「CLOSE」の札が(>_<)
だが、めげずに電話をしてみる。
で、何とか・・・(;^_^A
頂いたのは「ピスタチオミルク」。
「中が空洞になってるので、上からイってください」
言われるままに、スプーンを入れると、なるほど・・・。
この空洞システム(?)・・・食べやすいな!(^^)!
さあ、実食!
うむ。かき氷は・・・美味い!
イメージ通りの、ぽってりとコクのあるエスプーマ。
砕いたピスタチオの香ばしさもある。
削った氷の肌理には、多少改善の余地を感じたが、これは好みの問題かもしれないし、エスプーマ仕立てだと、いわゆるサラサラの自家製シロップなんかと比べて、氷のくちどけはそこまで重要でもないかな?・・・とも思った。
さらに、中から現れる「ブルーベリー」。
なんだか嬉しい(≧◇≦)
底には、多分自家製のミルク。
自家製のミルクは、だいたいどこのお店でも「さらさら」タイプだが、コレばかりはドロリと濃厚なヤツを愛するワタクシ。
でもまぁ・・・コレばかりは・・・諦めよう。
実にレベルの高い「氷」だった。
そそられるメニューもまだまだある。
落花生のエスプーマ、ラムレーズン、甘酒ミルク・・・。
帰りがけに聞くと、氷一本で通年営業しているという。
こういう心意気・・・嫌いじゃない!
これから、まさに「かき氷」シーズンだ。
しばらくの間は、相当な混雑が続くのだろう。
冬を待って、通うことにしようか。