窯焼き割烹 黒泉
このお店を知ってから既に数か月が経っている。
やっと訪れることができた黒泉。
まったく予約がとれずに諦めかけていたところだったから、通常に輪をかけて嬉しいや( *´艸`)
千葉県松戸市松戸1307-1キテミテマツドB1
☎️ 047-365-9600
行って納得。予約困難は当然だと思った。
毎月「一日の午前10時」に、翌月の予約枠が解放される。そのすべての枠が埋まるのに10分とかからないお店だ。
やっと・・・2席確保できた(^_^;)
予約時刻の数分前にお店の前へ。
商業施設B1階。
スーパー片隅の目立たぬ佇まい。
正直・・・ちょっとテンション上がらない。
予約時刻ちょうどに店内へ通される。
・・・ぉおっ!
案内された店内は、想像をちょっと超えている。
カウンター12席のみの贅沢な設え。
素敵なディナーを予感させてくれる。
コロッとご機嫌じゃ( *´艸`)
料理は5,000円のコースのみ。
この設え(というかカウンター12席の二回転営業)で、こんなに低価格とは・・・ちょっと他に思い当たる店がない。しかも、スタッフは視界に入っているだけで6人(ゲストは12人だけですが?)。
5,000円で商売の成立する気が全くしない。
料理にも、手抜きなんてとんでもない!
この日の料理
・和牛の三種盛り
・トマト、ズッキーニ、ラスパドゥーラチーズ
・厚切りタン、すだち、山葵、万願寺とうがらし
・牛テールのお椀、甘鯛、くちこ・・・
・肉寿司、雲丹、キャビア
・シャトーブリアン、アスパラ、加茂茄子・・・
・糸瓜、カメノコ(モモ肉かな?)
・和牛ののしゃぶしゃぶ、冬瓜、鱧
・サーロインすき焼き風、サマートリュフ・・・
・梅素麺
・のどぐろの炊き込みご飯
・ミルク葛餅、水菓子
ドリンクは、ワインや日本酒のペアリングなんかもあるが、ここはオレのスタイルを貫いて「白州のソーダ割り」で始めることにした。
今日の食材を紹介してもらっている間にハイボールが提供される。
この辺りの演出も期待を高めてくれる(≧◇≦)
・和牛の三種盛り
・薪焼き野菜とラスパドゥーラチーズ
このチーズもさっき削ってたっけ。
やっぱり、カウンターは楽しいな。
全席カウンター・・・( *´艸`)
白州をおかわり。
今度は氷なしの水割りで。
・厚切り牛タンと万願寺とうがらし
・牛テールのお椀
ここで「鱧」かと思っていたら「甘鯛」だ。
予想外の展開はとっても楽しい(≧◇≦)
・肉寿司、雲丹、キャビア
この食べ方、いつの頃からかよく目にするようになったけれど、いささか懐疑的だったオレ。実際に食べてみてどうだったかと言えば・・・超絶旨い!
・薪焼きシャトーブリアン
・糸瓜、カメノコ(モモ肉かな?)
・和牛ののしゃぶしゃぶ、冬瓜、鱧
この「しゃぶしゃぶ」
・・・・・。
肉を食べると・・・。
鱧がやってくる( *´艸`)
ここでハモか・・・楽しいや。
・サーロインすき焼きとサマートリュフ
まずサマートリュフが振りかけられ・・・。
泡立つくらいよく混ぜて、まず肉を喰らう。
この食べ方。トリュフがもの凄く際立つ。
そして、更にごはん投入。
たまらん旨さだ。
・のどぐろのごはん
・梅素麺
・ミルク葛餅、水菓子
料理はどれも旨い。
その中の半分くらいは堪らなく旨い。
そして、接客も素敵だ。
距離感もイイし、よく見てくれている。
会計の折、左手でサインするオレを見ながら、利き手についての会話をした。
箸は右、スプーンは左という変則的なスタイルのオレ。気の利く店だとさり気なく対応してくれる。
今回の問題は、ここもそういう良店だろうと思ったオレが、余計な気をまわしてスプーンを右手で使ったことに始まる。
最後まで貫けば良いものを、旨い料理でもうご機嫌だから、きっと途中からいつも通りの左手を使ったんだろう。
お店の方では「えっ!どっち?」となったらしい。
案の定、そういうレベルの素敵な店だ。
そんなエピソードでスッと距離を縮めるその接客スキルも素敵だ。
ちなみに、今夜の会計は一人10,000円に届かない。
その後もアルコールのおかわりしたけれど。
これは、予約困難になるのも当然だろう。
毎月一日は・・・。
黒泉予約チャレンジデーだな。
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・※黒泉の予約はここからしかできません。
・※開放時刻にスタンバってないと無理です。
・※いや、スタンバってても結構キビシイ。