秀山祭九月大歌舞伎。もう、すっかり歌舞伎好きだ(≧◇≦)

早くも歌舞伎の魅力にヤラレつつある今日この頃。
八月納涼歌舞伎に続き、九月チケットも購入した。

「秀山祭九月大歌舞伎」

今回は夜の部・・・。

座席の確認から・・・。

前回は一等席しか取れず・・・(>_<)

ワタシにとっては手痛い代償(¥15,000-)を払いながらも、然程良い席とも思えず・・・というほろ苦い経験だった。それがコチラ(↓)。

一等席ではあるけれど、2階の後方。
一列下がれば、そこは2等席という・・・(・・;)

初の歌舞伎座だったから、過去の経験との比較なんかはもちろんできないけれど、上図のピンク色部分が、大体の見える範囲だった。
つまり、花道はほぼ見えない(>_<)

・・・・・。

一等席なのに、そりゃないぜ!
という思いで、今回確保した席は・・・。

西側の3階席。
東側なら花道もバッチリ見えたかもしれないが、そこは、まぁ・・・競争も激しいのだろう。まったく歯が立たず(T_T)

この3階A席は、この公演では6,000円。
一等席より少し狭いけれど、この袖の席なら前後には誰もいないから、窮屈感はあまり感じなかった。

花道が全く見えぬのは、もとより承知の上だったけれど・・・計算外だったのは、花道だけでなく、メインの舞台も西側は見えない部分がかなり多いことだ(・・;)


こんな(↑)感じの視界!

・・・・・。

さて・・・どうなのだ?

前回の2階後方の一等席と今回の3階A席
どちらがイイ席なのだろう?

よく舞台が見えるのは、やっぱり一等席だ。
ただ・・・価格なんかを考えれば、3階席かなぁ?
完全に、個人的な見解です<m(__)m>

菅原伝授手習鑑 寺子屋

◆ 配役 ◆
松王丸  中村吉右衛門
武部源蔵 松本幸四郎

しっかりと予習をして臨んだ2度目の歌舞伎。
「寺子屋」の予習内容はコチラ
いろいろ調べて、背景なんかがわかってくると、中々に興味深い演目だ。

幕が上がり・・・。

―――・―――・―――・―――・―――

場面は寺子屋。
やんちゃ盛りの子どもたちが、楽しそうに学んで(遊んで)いる。
そんな中に、ただ一人・・・明らかに他の子とは違った品ある佇まい。

寺子屋を営む武部源蔵と戸浪夫婦が、秘かに匿う「菅秀才」さま。
菅丞相のご子息。

しかし、遂にそのことが発覚してしまう。
菅秀才の首を差し出せとの命令に、苦悩する源蔵。
寺子屋の子どもの中から身代わりに・・・と。
兎にも角にも、菅丞相への忠義が何にも優先する。

ちょうど寺入りしたばかりの子どもの首を身替りに・・・と決意するも、首の検分役に現れたのは、菅秀才の顔を知る松王丸。

―――・―――・―――・―――・―――

・・・と。
何の予備知識もなしに舞台を見ていれば、悪役「松王丸」の登場なのだけど、実は忠義の男松王丸。
その辺りの「寺子屋」の予習内容は是非コチラをご覧ください。

忠義を尽くす松王丸の「首実検」。

わが子を秀才様の身代わりとして差し出し、その首を「秀才さまに間違いない」と。

涙が止まらない(T_T)

緊迫した空気の中、わが子への愛と菅丞相への忠義・・・。
泣き笑い・・・。
背筋がホントにぞわぞわっ・・・と。
この感動・・・を超えた心を鷲掴みされる感覚。

この複雑な心情を巧みに表現する鬼平(?)・・・ぃ、いや、吉右衛門さま。
素晴らしすぎる。

あっ!

今回は「オペラグラス」もしっかりと持参で、役者さんの表情までバッチリ。

夫婦お揃いで購入(≧◇≦)

コレ・・・超イイです!
歌舞伎の楽しみ方は、人それぞれだろうけれど、ワタシは今後も、必ず双眼鏡持参で。
ええ、今後も通い続けますとも・・・( ̄ー ̄)

さて、ここで幕間(まくあい)。
以前の記事で、「席が狭くて、ちょっとお弁当は・・・」と書いたけれど・・・。
見ると、結構皆さん喰らってました!(^^)!

前回は、あまりお弁当広げてる人・・・見なかったような気がしたのだけれど、前回は20分の幕間で、今回は30分時間があった・・・というのもあるかも知れない。

何れにしても、スペース的には十分お弁当・・・イケるようだ!(^^)!

歌舞伎十八番の内

◆ 配役 ◆
武蔵坊弁慶 片岡仁左衛門
富樫左衛門 松本幸四郎

幕が上がると・・・。
ど~ん!
松羽目の舞台が・・・まず、カッコエエ(≧◇≦)


(参考画像)

あの・・・勧進帳の始まりだ。
期待は膨らむ(*´▽`*)

―――・―――・―――・―――・―――

安宅の関。

源平の戦の直後。
打倒
平家に大きく貢献した源義経なのだが、兄の頼朝に命を狙われているという世の理不尽。
奥州平泉に向かう義経一行が、山伏に化けてやってくる。

義経たちが山伏に化けているのは既にバレているから、山伏という時点で問答無用で通すまいとする関守の富樫左衛門。

で、弁慶は持ってもいない「勧進帳」をその場ででっち上げて・・・。

―――・―――・―――・―――・―――

という・・・アレですな。

ライブ(?)では初めてのワタシ。
おぉ~!・・・とテンションアップ(≧◇≦)

―――・―――・―――・―――・―――

一度は騙されて「通ってよし!」・・・となった富樫だが。
最後に関所を出ようとした強力が義経さまに似ている・・・と。

このピンチを脱するため、「ろくに荷物も持たないくせに、トラブルばかり起こして腹が立つ」と、義経さまをボコボコにする弁慶。

「主君である義経をここまで殴らないだろう」と思わせる作戦。
まんまと騙される富樫。

安宅の関を無事抜けて・・・。
弁慶の機転に感謝する義経と泣いてわびる弁慶。

そこに富樫がまたやってくる。
先程の非礼のお詫びにと酒や肴を持参している。

「ああ、義経と承知の上で逃がしてくれるのだなぁ」と悟る弁慶。

幕が引かれ、ひとり残った花道で、弁慶は富樫に深く一礼。

そして先を行く義経たちを追って花道を飛び六法で豪快に引きあげる。

―――・―――・―――・―――・―――

ここが・・・泣ける(T_T)

一途に主を思う弁慶。
義経と知りつつ、弁慶の想いを汲む富樫。

最後の一礼など嗚咽を堪えるのに一苦労だ(T_T)

そして、そして・・・今日のこの席からは・・・花道・・・見えませんから(>_<)
ある意味これも泣けるところだが、イメージの中の弁慶に・・・やっぱり胸が、目頭が熱くなる(*´Д`)

「まつ~しまや~!」

この日は、大向こうから実に艶っぽい声を掛ける方がいらっしゃって、これがまた良かった(*´▽`*)
いつの日か・・・アレ・・・やりたいものだ。

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